システム化して社員の創意工夫が邪魔になった会社

経営陣からは現場に対し、しきりに情報共有が叫ばれますが、基幹システムで喉元をガッチリと締め上げられている以上、現場がどれだけ経営陣に応えようとしても現実がそれを許しません。

こういった状況に陥る前に、データベースをコミュニケーション用のツールとして、部下たちと理解し合う関係を作っておくことが大変大きな意味を持ちます。

現時点で部下が持つ経験やスキル、それを得るまでの苦労や喜びと今後の想いを、文字や数値で表すことができ、対話の目録となるのが、データベースの隠れた役割です。

人が最も関心を持つのは、自分自身のこと。遠くの大事件より、自分の歯痛です。
全社員向けの社長訓示を聞かされるより、自分の行動記録について社長と語らうほうが、よほど身を入れて話を聞き、思いを口にすることでしょう。

このサイトでは、その点を追求していきます。