経営者・管理者がカウンセラーになる方法

相談者は「悩んでいるから、助けが欲しい」と思い、頼れそうな相手に救いを求めます。

一方、相談された側は、救いを求めて訪れた相手に対して、相手自身の情報を求める。

この、最初のギブアンドテイクがお互いに上手く成立した度合いが、そのあとの結果を左右するといえます。

ゆえに、必ずしも相談をする側が一方的にテイク、相談を受ける側が一方的にギブという関係ではありません。

相談を受ける側にそれなりの技量が要るのはもちろんですが、相談をする側にもそれなりの力量があったほうが良い。

ましてや、経営に関する相談ですから、底流には常に、損得の尺度や具体的数値が存在するはず。

しかし、心理的な引っ掛かりがあって、言いづらいことや、隠しておきたいことなどは、きっとあると思います。