あなたが社内カウンセラーになって、部下との良好な関係を築けるようになる前段として、あなた自身が誰かに相談するときのことを想像してみましょう。
税理士や社労士、コンサルタントなどに、御社の悩みを相談したことはありますか?
「ある」という方へ。
そして「まだ無い」という方に対してもですが…
あなたの相談を受けた先生達の心理って、考えてみたことがありますか?
悩み相談を、受け付ける側の心情を。
「治そうとするな、わかろうとせよ」
これは、著名な心理学者カール・ロジャーズの言葉です。
プロのカウンセラーの中にも、この言葉を胸に刻んでいる人は多いと思います。
そして、言うは易く行うは難しで、苦労している人もまた、多いと思います。
その苦労をしてでも得たいもの…それは来談者(相談者)の情報です。
もしもあなたの相談を受けた相手が、あなたの悩みとは全く無関係の有益情報ばかりをくれる人なら、その人はあなたの中で「相談相手」から「情報源」へポジション移動することでしょう。
あなたが相談するに値する相手とは、あなたの情報を持っているか、迎えたあなたから情報を取れる相手のはずです。